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ご機嫌いかが? あいさつ言葉のなのに、なぜ嫌が? [ことばおじさん]

 あいさつ言葉でも使われる 機嫌 ということば。なのに、嫌という悪いことばが入っているのはなぜ? というお手紙。なるほど、いわれてみればとても不思議だ。
 機嫌の語源
 機嫌という言葉の語源は 譏嫌 という言葉。

 譏嫌 = 世間の人が嫌悪すること


 あまり良い意味ではないようにも思える。しかし、これは仏教の言葉だ。「世間の人から尊敬されて、嫌われないようにしましょう」という教えなのだ。


 時代と共に意味が変化
→ 世間の人が嫌悪すること(をしないようにしよう)

→ 事を行う時機が重要だ(このことから 機嫌 の漢字に)

→ 様子・情勢

→ 相手の気分の良し悪し

→ 気分の良いこと

 現在では下の2つの意味で使われている。


 ご機嫌ななめ は、なぜ ななめ?
 ご機嫌ななめ は、“ご機嫌水平”でも、“ご機嫌垂直”でもなく、なぜ“ご機嫌ななめ”なのだろうか。ぶはーーっ、おもしろっ。ぶっふぁーっ。


 ご機嫌なのめならず
 ご機嫌ななめは、もともとは ご機嫌ななめ ではなかった。

 ご機嫌なのめならず


 なのめ は ななめ のこと。当時の価値観では、あまりハッキリさせるのは良くなかった。なので、なのめならず は機嫌が良くないことだった。

 しかし、時がたち価値観が変化してきた。今度は、ハッキリしないのは悪いということになり、ならず がとれ、ご機嫌なのめ になった。その後、現在のご機嫌ななめになった。

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